ゆっくり英語学習日記。

英語の勉強メモみたいなものを書こうかなと思っています。同じく英語を勉強する方々と繋がれたらなとも思います。

高校英語①

とある機会で高校の英語の教科書を拝見しました。

なので、今日は高校英語について書きたいと思います。

(長くなったので①として、②も書くかもしれません。)

 

高校の英語は、私の時代は、

英語Ⅰ、オーラルコミュニケーションなどがありましたが、

学習指導要領も代わり、

コミュニケーション英語、英語表現などに名前が変わっています。

「コミュニケーション」の定義が曖昧かとは思いますが、

英語教育の流れとしては、"一応"、既存の文法訳読法から、コミュニカティブアプローチに移行していこうという意図かと思います。

そして、一応、文科省は基本授業は英語で行うようにとされています。

 

 

ただ、高校の教科書を見る限り、さほど昔と変わっていません。

コミュニケーション英語の教科書は、

2~3ページにわたる長文があり、語彙があり、そのあとにComprehensionの問題があり、最後にExpress you ideasみたいなページがあります。

この最後の部分が、昔はあったかな?なかったかな?と思うくらいです。

 

ただ問題は、題材です。

昔もそうでしたが、英語の教科書の内容ってなんでおもしろくないんだろう 笑

みなさんも読んだ経験があると思いますが、

大体内容は、戦争について、地球温暖化などの環境問題について、病気で亡くなった子についてです。

 

正直言いまして、題材重すぎません?w

もちろん、子供たちが学習すべき題材かもしれませんが、

ただでさえ、英語意味わからん!嫌い!って思う子供が多い中、

題材も戦争!平和!地球温暖化!っていう内容であれば、

読む気が失せると思うのですが…。

日本語で学べばよくないですか?w

 

思うに、オーストラリアの語学学校で使用した教科書は、内容がおもしろいものばかりでした。

 

例えば、最近見た映画は何?から始まり、じゃぁとある映画のレビューを読んでみよう!、実際に自分の好きな映画のレビューを書いてみよう!とか、

あなたは携帯電話で電話しながら、テレビみたり、料理しながら、携帯したりすることある?っていう話から、マルチタスキングについての研究に関する記事を読んで、意見を交わしあったり、

あるいは有名人の写真を見て、どういう印象受け取る?かっこいい?美しい?っていう話から、歴史的に人々の外見のスタイルがどう変化してきたかについての文を読み、そして見た目を表す語彙を学ぶ、など、

なんだか毎回の授業で新しい発見がたくさんあったし、自分の身近にあることに関連した内容ばっかりだったので、ワクワクしながら授業を受けていました。

 

いわば、よりPersonalizeされた内容ですね。

もっとそういう内容を増やすべきだと思うのですが、

なんだか検定教科書は、小難しい内容ばかりを選んでいる気がします。

そして、なによりも、上から、この内容は重要だから勉強しようね!と押し付けられている感じがして、たまりません。

 

(蛇足ですが、中学の教科書はもっとひどいです。あつかえる文法や語彙が少ないからかもしれませんが、内容が薄く、おもしろみのないものばかりですし、登場人物たちが、不毛な会話をしているのをひたすら読んだり、聞いたりするだけです 笑)

 

また、英語表現については、英語表現という名がついていながら、

ほとんど文法書ですw

左に文法解説、右に文法問題、ちょっとだけReadingの文がついているくらいでしょうか。

文法も英語の表現ですが、

語彙やPhrasal Verbs(Vocaburaly)、また賛成、反対を表す表現(Function)なども含めて、

学べるような仕様にすべきだと思うのですが。

それに、文法問題の質も悪い…。

 Formだけを問う問題が多く、コンテキストがないため、本当の意味でのMeaningを学べる仕様になっていません。

 

私の意見としては、

もう検定教科書という制度をなくし、

語学学校などで使われる英語の教科書をそのまま使うべきだと思うんです。

その方がよっぽどおもしろいし、英語力もつくと思います。

 

まぁ、なくならないとおもいますがw

 どうにかならないですかね〜